ペーパードライバーなら知っておきたい、交通事故の原因
だれでも起こしたくない、交通事故
交通事故、起こしたくないですよねぇ。。
もちろん、交通事故を起こしたくて運転している人はいないと思いますが、それでも事故は起きてしまいます。
運転には、ある程度の慣れや経験が必要であり、ペーパードライバーは特に交通事故に巻き込まれるリスクが高まります。 しかし、適切な知識と意識を持つことで事故を防ぐことができます。
今回は交通事故の原因を探り、ペーパードライバーが交通事故を防ぐための5つのポイントを紹介します。
交通事故の原因
1位:安全不確認
2位:わき見運転
3位:動静不注視
4位:漫然運転
5位:運転操作不適
交通事故の原因の上位5つは、こうなっています。
それでは、各項目ごとに解説していきます。
安全不確認
何と言っても交通事故を起こす原因は、「安全不確認」と「わき見運転」の2つです。
この2つで、交通事故の半数以上を占めてしまいます。
1位の「安全不確認」は、全体の3割を占めます。 レッスン中もたびたびお話しますが、こちらも相手も、両方がしっかり見えている場所では、そうそう事故は起きないものです。
事故が起きるのは、やはりどちらかが見えていない状況の交差点です。
例えば、特に左折時の左後方、右折時の右後方の巻き込み確認です。 車を運転したことが無い人の乗るバイク、自転車などは、「当然、車からは見えているでしょう」といった感覚で交差点に進入してきます。
また、必ずウィンカーを使用して、自分の運転意図を他のドライバーに明確に示すことも重要になります。 信号や標識を遵守し、交通ルールを守ることを徹底し、くれぐれも、安全確認を忘れないでください。
わき見運転
2位の「わき見運転」は、スマホを見ていたり、景色をみていたり、といった原因になります。
「ナビをいじっていた」「カーオーディオを操作していた」など、ある程度運転に慣れた頃から、この原因がはじまります。
運転中はスマートフォンや他の電子機器の使用を控えるのは鉄則ですが、どうしても必要な場合はハンズフリー機能を利用してください。
それでも注意力が散漫になったりして、例えば、曲がる道を間違えてしまう、などということが多く発生します。
他の乗員に任せることができる場合は、操作を任せてください。
初心忘れるべからず。きちんと前を向いて、緊張感を持って運転しましょう。
動静不注視
「動静不注意」は「安全不確認」と混同されることがよくありますが、「事故相手に気付いていたけど、危険性を軽視して事故を起こした」というものです。
例えば、「対向車のほうが停止するはず」と思い、直進してしまった。「このタイミングならギリギリ間に合うはず」と思い、右折してしまった、というものです。
「もしかすると物陰から人がでてくるかもしれない」、「右折車の影にバイクがいるかもしれない」など、かもしれない運転を心がけてください。
そして歩行者や自転車の存在に気を配り、駐車場や車庫入れなど、車両が動く場面では速度を抑えて慎重に運転してください。
漫然運転
漫然運転は、運転に対する注意力が散漫であることが原因とされています。
対策としては、以下のことが重要です。
運転中は眠気や疲労が蓄積しないように、十分な睡眠をとる。
長時間の運転の場合は、適度な休憩を挟む。
音楽や会話などで気を引き締める。
人間の集中力は、さほど続かないものです。特にペーパードライバーは運転への恐怖心や不慣れがあり、通常以上に消耗します。
疲れていても、いなくても、1時間に1回は車を停め、外の空気を吸ってください。
疲れてからの休憩では遅いのです。
事故発生件数では4位ですが、死亡事故の原因に限っては、第一位となっています。
運転操作不適
運転操作不適による事故は、ブレーキやアクセル、ステアリング操作が適切でないことが原因です。 一般的に「操作ミス」となりますが、こちらも死亡事故の原因に限ると、第二位となります。
スピードを上げたままカーブに突っ込む、ブレーキのタイミングを間違える、などです。 アクセル・ブレーキの踏み間違えも、これに当たります。
過度なスピードは事故の素です。 もちろん遅すぎるのも事故を引き起こしますが、車の流れに乗れる適度なスピードを心がけてください。
まとめ
これらの対策を遵守することで、交通事故の発生を防ぐことができる可能性が高まります。
交通安全意識の向上と正確な運転技術の習得が重要です。
ペーパードライバー講習は転ばぬ先の杖。 運転が少しでも気になったら、ペーパードライバーズ・ラボZまでご連絡ください。
交通事故はいくら気を付けていても100パーセント防げるわけではありませんが、こちらから交通事故を起こすことの無いよう、安全運転でお過ごしください。
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