カッコいいクルマだち 1
想像してみてください。
緑の木漏れ日の中を、風と共にさっそうと走るクルマ。
夕日の迫る海辺を走り抜けていくクルマ。
夜の都会の高速道路を走り去るクルマ。
クルマってカッコいいですよね。
そう、やっぱりクルマってカッコいいんです。
こどもの送迎だったり、病院の送り迎えだったり、運転再開の動機は様々でしょうが、やっぱりクルマの運転ができるとカッコいいんです。
年齢がバレますが、わたしがはじめに「クルマってカッコいいなぁ」と思ったのは、帰ってきたウルトラマンに出てきたマットビハイクルでした。
元のクルマはマツダのコスモスポーツ。
世界初の実用ロータリーエンジン搭載車です。
ウルトラマンに変身する郷秀樹(郷ひろみと西城秀樹をモジったわけではなく、二人はこの直後に歌手デビューしています!)は、当時トップモデルの団時朗。
今で言えば、速水もこみちくらいの長身、イケメンでした。
こども心にも、「この組み合わせ、なんてカッコいいんだろう」と、うっとりしながらテレビを観ていた記憶があります。
ほかにも、クライスラー・インペリアルを改造した、ウルトラセブンのポインター。
バロムワンのバロムロッド。
ロボット刑事Kのジョーカー。
アニメではマッハGOGOGOのマッハ号などなど。
アニメは絵ですが、特撮でも道路交通法がゆるかったのか、改造バリバリの車が公道で撮影されていました。
こどもの胸を躍らせるクルマがたくさんありました。
女性でも、「峰不二子になりたかった」と、運転の練習に来られyた方がいらっしゃいました。
今は何でもない普通のクルマに乗っていますが、ふとした時、自分がウルトラ警備隊になったり、バロムワンになったり、マッハ号の三船剛になったりして車を運転しています。
ふとした瞬間に、あの頃なりたかった自分になれる。
やっぱりクルマって楽しいですよ。
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